ゴー宣DOJO

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切通理作
2011.8.13 05:45

<草食系失恋>の顛末!?

ネットで人と本をつなぐ
動画『せつないかもしれない』。

第一回のゲストだった作家の中沢健さん、
そして「レイプ肯定論」で
物議を醸した
映画監督の友松直之さんが
ダブルで再登場。

「怪獣」と「失恋」というテーマについて
3人で語ったのが最新の回です。

 前編
 http://www.nicovideo.jp/watch/1311917971

 後編
 http://www.nicovideo.jp/watch/1312525818
 
 前編は、主に「なぜ女子は怪獣を好きにならないのか!?」について語っています。
冒頭から友松監督がある単語を連発し、
映画撮影のため不在だったしじみさんが
「私がいなくてよかった」とホっとした回でもあります。 

 後半は「怪獣と放射能 ゴジラは原発だった!?」というテーマで
 原発事故後の<不謹慎ムード>をフィクションの側から
 突き破ります。

 その話題にプラスして、
先ごろ失恋したという中沢さんにその顛末を聞く、
という人生相談的内容に進んでいきます。

実は、この番組に初めてゲストで来てもらった時の
中沢さんは、生まれてからまだ一度も
女性とお付き合いしたことがなく
童貞でした。

中沢さんが次に動画に登場したのは、
その半年後、レギュラー枠ではなく
昨年末のスペシャル編
『クリスマスのせつない書店にようこそ』で
中村うさぎさんたちと出てくれた時ですが、

この時はなんと初めて彼女ができて、
ツイッターで
「童貞卒業なう」
とつぶやいてmixiニュースになった
ばかりでした。

「この世もあの世も
みんな愛し合えばいいじゃないですか」
とハッピーすぎることを言って
中村うさぎさんに怒られています。

そして今回、
なんと収録の数日前
初めての彼女から
フラれたばかりという中沢さん。

<草食系失恋>とも呼ぶべき顛末は
前回のゴー宣道場のテーマとも
リンクします。

ちなみに、僕が彼女でない人と旅行に行っても
手を出せない理由は、
中沢君が別れた彼女に
会いに行けない理由と、ほぼ同じです。

「わかるなあ」と思いました。

しかし、
血糊のついたままの迷彩服で
暴力的な人間に見える
友松直之監督が
意外や意外、
人生の先輩として
中沢くんにとてもきめ細かな
アドバイスをしているのに
おどろかされる視聴者も
多いと思います。

この人生相談系のムードは、
ひょっとしたら、今後の動画に
新たな展開をもたらすかも
しれませんよ!

ちなみに、友松監督はこの収録の後、
撮影中のVシネ『レイプゾンビ』に
中沢君を童貞青年役に抜擢しています。

よしりん企画のトッキーさんも、
「どうがお願いします」で番組を紹介してくださっています!
 http://p.tl/r1mn

 ぜひご覧になってください!

 
○『切通理作のせつないかもしれない』関連アーカイブ

※中沢健関係

『初恋芸人』の中沢健さんに会いたい。1-3
http://www.youtube.com/watch?v=RQPobOZnhIk&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=GRBk5DZN5qc&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=7BHBM-EECiE&feature=related

『初恋芸人』の中沢健さん登場! 1-3
http://www.youtube.com/watch?v=aiY_3EDkpoY
http://www.youtube.com/watch?v=NGY-HDW-P9w&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=ZKLQkYaKlZs&feature=related

中沢健さんの「今日の論点」
http://www.youtube.com/watch?v=Rrjt0qPjsr4

失恋・怪獣サミット開催検討!
http://www.youtube.com/watch?v=2t75r5MD9HI

切通理作のせつないかもしれないSpecial 「クリスマスのせつない書店にようこそ 」1-3
 (ゲスト中村うさぎ、伏見憲明、枡野浩一、中沢健)
http://www.nicovideo.jp/watch/1293612987
http://www.nicovideo.jp/watch/1293613090
http://www.nicovideo.jp/watch/1293613250

※友松直之関係

友松直之監督登場
http://www.nicovideo.jp/watch/1283929003
友松監督と女優「しじみ」を語る
http://www.nicovideo.jp/watch/1284524389

切通理作

昭和39年、東京都生まれ。和光大学卒業。文化批評、エッセイを主に手がける。
『宮崎駿の<世界>』(ちくま新書)で第24回サントリー学芸賞受賞。著書に『サンタ服を着た女の子ーときめきクリスマス論』(白水社)、『失恋論』(角川学芸出版)、『山田洋次の<世界>』(ちくま新著)、『ポップカルチャー 若者の世紀』(廣済堂出版)、『特撮黙示録』(太田出版)、『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)、『地球はウルトラマンの星』(ソニー・マガジンズ)、『お前がセカイを殺したいなら』(フィルムアート社)、『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(宝島社)、『本多猪四郎 無冠の巨匠』『怪獣少年の〈復讐〉~70年代怪獣ブームの光と影』(洋泉社)など。

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